「まずは工場で鉄骨を造っているのを見てスケールの大きさを感じたのと、都庁やレインボーブリッジにも携わり創業100 年という歴史と実績が志望の決め手になりました」
鉄骨事業本部取手工務部の工務課係長、諸岡寛紀さん(32)は入社10 年目。大学時代は建築を専攻し、ゼミの教授の紹介で工場見学したのが入社のきっかけです。
諸岡さんの担当は、鉄骨製作の工程管理と設計変更のVE提案(バリューエンジニアリング)など顧客の窓口業務。「お客様のゼネコンや設計者と打ち合わせをして、鉄骨を造るための仕様を決めて図面をまとめたり、設計変更が必要な場合には客先へ改善の提案もします」
工場で製作された鉄骨が現場で組み上げられ、無事上棟を迎えたときの達成感は技術者冥利に尽きます。造るモノのスケールが大きいうえ、工期の中でやり遂げていくスピード感も問われます。
一番印象に残っている仕事は、5年ほど前に経験した大阪の物流倉庫の現場だそうです。現場へ常駐するのは初めての経験。顧客らとやり取りを重ね、「自分の出した指示が目の前で形になっていく」光景に感動を覚えたと言います。
建物が出来上がるまでには多様な業種の協働があります。「いろいろな職種の人たちと現場で関わり、ある種の社会勉強もできました。入社した頃に比べると大きく成長できたのかなと思います」
「知識よりコミュニケーション」が諸岡さんの信条。「特殊な知識は必要ですが、一番大切なのはコミュニケーションする能力です。工場と現場の橋渡し役となり、細かいところまで気遣いして正確な情報を伝えられるかが大事。知識は後から付いてくると思うので」
年齢的にも中堅に差し掛かる諸岡さん。今後は「下の世代の教育にも意識的に取組んでいくつもり」と話しています。
職種 | 技術職 |
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仕事内容 | ・建築鉄骨工作図(CAD)作成 ・建築鉄骨プロジェクトマネージャー ・情報システムエンジニア |
採用予定人数 | 5名程度 |
賃金 | 月額200,000円~ 過去の職歴、経験を考慮し社内基準により決定 ※試用期間有(2か月程度) |
就業時間 | 8:30~17:00(休憩12:00 ~ 12:45) |
待遇 | 【昇給】年1 回 【賞与】年2回(前年度実績 年間4.8ヶ月) |
休日 | 週休二日制(土日祝)、年間休日121日 |
事業内容 | 鉄骨・橋梁等鋼構造物の設計・製作及び建設工事 |
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資本金 | 24憶3,780万円 |
代表者 | 代表取締役社長 小野 重記 |
設立 | 大正3年 |
従業員数 | 720名 |