茨城県関連企業・団体新年展望
トップが語る
2020
アプリシエイト
代表取締役社長 和田 幸哉
eスポーツで茨城活性化
昨年は「いきいき茨城ゆめ国体」の文化プログラム事業として「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019IBARAKI」が開催され、まさに県内における〝eスポーツ元年〟と呼ぶにふさわしい一年でした。本県代表の同選手権の成績も茨城国体同様、総合優勝を勝ち取ったことは大変喜ばしいことです。

弊社では、同大会の「ウイニングイレブン」水戸地区予選を手伝わせていただきました。同予選の決勝は、「AREA310CUP(エリアミトカップ)」と題し、JR水戸駅南口ペデストリアンデッキにステージを設け、プロジェクションマッピングの手法を用いて試合の模様を商業ビルの壁面に照射し、大きな話題となりました。

このようにeスポーツの盛り上がりが、世界的にも全国的にも広がっていることは間違いなく、本県で全国大会を開催したことは、今後の大きなアドバンテージとなります。eスポーツは産業創出の面においても大きな可能性を秘めております。性別、年齢、国籍などの垣根はありません。会社の福利厚生にも有効で、社内で部活動を発足し、社員同士のコミュニケーションの活性化が図れ、社員満足度や定着率が向上したり、採用活動にも好影響を与えている事例もあります。

今年度は県の委託事業「いばらきeスポーツ産業創造プロジェクト」を受託し、「茨城県eスポーツ推進協議会(仮称)」の設立や「いばらきeスポーツアカデミー」など関連イベントの実施を目指しております。今後は昨年の経験を活かすとともに、関係各所と連携しながら本県をeスポーツの聖地とするべく、「AREA310CUP」を昇華し世界大会の開催などを推進してまいります。
茨城本社/水戸市三の丸1-1-3
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☎029(350)6880

事業内容/IT関連事業(システム、ソフトウェア開発等)、eスポーツ事業など