茨城県関連企業・団体新年展望
トップが語る
2020
富士ゼロックス茨城
常務執行役員 青沼 裕
ITで業務効率化を促進
業界の競争環境はこれまで同様厳しい中で昨年は、Windows7からのマイグレーション対応(ソフトウエア移行)、働き方改革関連法案への取り組み等で業務効率化に向けて、お客様からの相談が増えました。消費税増税前の駆け込み需要も相まって企業経営としては全般的に順調な1年でした。

県内の景気は、海外経済の減速により生産が減退するなど、総じて横ばい圏内の動きが続くと思われます。しかし、企業の設備投資のスタンスは引き続き積極的とみています。

業界としては、企業の人手不足や採用難を補うため、また働き方改革のためのIT化がさらに活発になるとみられます。中小企業のお客様へも広がっていくと予測しております。

当社の方向性は、基本的には原点回帰として、富士ゼロックス商品による複写・ドキュメント入出力環境を提供する事業の活性化で足元を固めることです。

それらに加えて、県内のお客様の経営や業務の効率化の実現、人手不足や採用難を補完するための環境構築、働き方改革へ向けた「Smart Work Innovation」のためのIT環境の整備などのソリューション事業とシステム構築事業に、より一層力を注いでまいります。

また当社内においても、昨今何かと取りざたされているコンプライアンスの徹底を図ることと、社員のための健康経営を実践していくこと、さらには働き方改革として規則や規程を再整備するとともに、それらを利用活用できる風土を築くなど、言行一致を実践していこうと考えています。
1988年富士ゼロックス100%出資で設立。富士ゼロックス商品に加え、オフィス環境の改善や効率化の為に様々なソリューションの提供やシステム構築に積極的に取り組んでいます。