昨年のつくば市は茨城国体、Ｇ20貿易・デジタル経済大臣会合など大型イベントが目白押しの１年でした。中でもＧ20は注目度が高く、つくばでこうした大規模な会合を開けることを全国、世界に伝えるきっかけとなりました。そうした意味で大きなレガシーであり、つくばのＭＩＣＥ事業のポテンシャルを証明できたと言えるでしょう。

オリンピックイヤーの２０２０年を迎えました。来る４月、当ホテルは本館を「ホテル日航つくば」に、エポカル館を「ホテルＪＡＬシティつくば」にそれぞれリブランド（名称変更）し、これを一体運営する２ブランド１オペレーションの形態とします。

オークラ ニッコー ホテルズのブランドの中では、国際的ブランドであるホテルニッコーおよびＪＡＬシティのイメージが最もつくばに合致するとの判断からです。ＪＡＬの顧客やファンの利用呼び起こしなど、集客の幅が広がると考えております。

開業以来築いてきた経験と信頼を基に、施設の特徴を最大限発揮できるブランドへ転換することを通じ、さらなるサービスの向上を実現してまいる所存です。

リブランド後は、海外での高い認知度と、茨城空港から50分、りんりんロードも近いという地の利を生かして、県が力を入れるサイクルツーリズム目的のお客さまなどインバウンド誘客を強化してまいります。つくばセンター地区における市の中心市街地活性化策とのコラボレーションも計画しております。

「行ってみたい、また来たい」と言われるホテルを目指して、親しみあるサービスを強化し、国際都市つくばにふさわしいお客さまサービスを追求してまいります。