当社は創業してから昭和で30年、平成で30年を経て新たな時代、令和を迎えました。昨年からは新経営計画「新たなる未知への挑戦２０２１」を策定し、革新・挑戦・飛躍をテーマに新たなスタートをしました。

当社は建設・林業・環境関連の機械を製造販売していますが、近年人手不足も相まって、製品の自動化の要請が高まっています。特にＩＣＴを活用した遠隔操作や自動運転などの製品開発を進めているところです。

昨年は大規模な風水害の被害があり、一日も早い復興を実現するためにも、また今後起こりえる自然災害に備えるためにもインフラ整備の重機は必要で、ＩＣＴ活用は避けては通れません。当社は新たにＩＣＴ推進室を設け、働き方改革を進めるとともに、業務の効率化や製品開発を推進してまいる所存です。

また本年は建設・農林業分野でのドローンの活用に向けて「ＭＯＲＯＯＫＡ ドローン　Ｓｃｈｏｏｌ」を本格的に運営開始する予定です。自社の社員はもとより、近隣の建設・農林業の方々にもドローンの活用を広めてまいりたいと考えています。

さらには持続可能な開発目標であるＳＤＧｓにも注力してまいります。当社はクリーンなエネルギーを目指し、バイオマス発電用の燃料チップ製造機や太陽光発電所の設置のためのクローラーフォークリフトを製造しています。また森林保全のための林業用機械も販売しています。これらの商品をより多くの皆さまにお届けすることにより社会に貢献したいと思います。

新たな時代に入り、ＥＳＧを重視した企業経営を全社一丸となって推進し、永続的な成長を目指してまいります。