昨年の県内トラック需要ですが、中型・大型トラック全需は前年比３％の伸長に対し、小型トラックは前年比10％の減少となりました。これは、ドライバー不足により中型車などで配送を効率化していることなどが考えられ、今年も同じ割合で減少すると予想しています。

そういった変化している市場のなかでも、昨年の当社トラックの販売は、前年同等の販売ができました。これも多くのお客様と社員、お取引先様のおかげです。

また、トラック業界では一層の効率化が求められています。ドライバー不足に加え残業時間など労働環境の変化によるもので、お客様は生産性低下の課題を抱えており、今後も続いていくと予想しています。

そういったお客様の課題をご支援できるのが「いすゞプレイズム」です。こちらは休車時間を短縮し稼動効率を上げるサービスとなっています。現在販売させて頂いている最新車両では、２ｔ車から大型車まで通信機能を持っています。

データセンターで故障の予兆データを検出した時点で予防整備を行い、故障を未然に防ぐことで休車時間の短縮し、稼動効率を上げることに貢献します。また故障してしまった場合でも、故障データを入庫前に確認。部品や作業手配を事前に行うことで迅速な復旧が可能です。当社の現場でも上記の対応の精度を上げ、よりお客さまにご支援できるよう尽力して参ります。

当社は今年で創立70周年を迎えます。今年もお客様を取り巻く市場環境は変化が早い一年となりそうですが、お客様の課題解決のご支援をすることで、「運ぶ」を支え地域社会に貢献して参ります。