茨城県関連企業・団体新年展望

2020
関彰商事㈱
代表取締役社長 関 正樹氏
常に学び、考える組織に
昨年の東電工業社との資本業務提携は大きなトピックでした。弊社にはない電気設備工事業という領域を既存事業と掛け合わせることでシナジーを生み出し、新たな価値を創造する大きな一歩になると考えます。また昨年より茨城大学と連携し、リカレント教育に着手しました。「新しい価値は学び続ける個人が多い組織に生まれる」との考えのもとに、多くの社員が働きながら学んでいます。
今年は、法人営業のあり方を再構築していきます。新規開拓だけでなく、既存の事業エリアにおいても改めてデータ分析を深化させ、お客さまの潜在ニーズにこたえられるように取り組みます。今年で創業112年を迎え、地域とともに歩んできた弊社ならではの強みを生かし、地域の特性を見極め、その地域ならではのサービスを提供します。
また、新たな取り組みとしては、地域の課題となっている待機児童問題に対して少しでもお役に立てればと思い、4月に認可保育所をつくば市内にオープンします。加えて、筑波大学に設立された「アスレチック・デパートメント」と連携し、健康経営に関する商材の開発にも取り組んでいきます。
今年も昨年同様「自立と交流」をスローガンに掲げました。他部門の社員と交流して、成功や失敗の経験を共有しながら振り返り、学び直すという仕組みを作り、より質の高いサービスを提供できるよう取り組んでまいります。
弊社はこれまで、メーカーの指導に沿ってサービスを提供してきましたが、ニーズが多様化する今、自らが考えて行動しなくてはなりません。予測不可能な時代だからこそ、社員全員が常に学び、考えることが大切です。
下館本社(筑西市一本松)/つくば本社(つくば市二の宮)
事業内容/エネルギー、自動車、IT、総合設備工事、携帯電話、コンビニエンスストア、人材サービス、介護・福祉など
https://www.sekisho.co.jp/