茨城県関連企業・団体新年展望
トップが語る
2020
ダイガクコーポレーション
代表取締役 国本 美加
新たなボウリング文化を
ノスタルジックな昭和のボウリング場の残照も薄れ、最近のボウリング場は健康的な雰囲気で、朝から多くのシニアがスポーツボウリングを楽しんでいます。土浦と水戸でボウリング場を経営する弊社も、おかげさまで昼間はシニア層、夕方は会社関係、夜は若者や競技ボウラーと、にぎわっております。

しかしながら、業界は増税の影響で全国的に10%~40%の売上減という厳しい状況です。同業者の先輩からは「ボウリング業は悪条件の打撃は最初に受け、好条件の恩恵は最後に受ける」と昔から聞かされてきました。

だとしたら、いまこそチャンスです。ボウリング業に携わって15年、本当の魅力を知ればコンスタントに通っていただけると実感しております。地方では50%~80%が常連さまで成り立っているところもあります。

ボウリング場のスポーツジム化というのは大げさですが、フリーのお客さまで2、3時間待ちが当たり前の昭和時代とは、お客さまの層も、ボウリング場に求めるものも、明らかに違います。にもかかわらず、昔のビジネスルールがいまだに生きています。自分たちでさえ不便に感じる「できないサービス」を見直し、新たなボウリング文化をつくっていきたいと思います。

大学ボウルは、健康・お友達づくりの場、地域の親睦の場、ファミリーの憩いの場、学びの場として、誰もが心地良く過ごせる空間をご提供していきます。また、働き方改革を進め、応募したくなる会社をつくることで人材不足を解決し、お客さまも従業員も会社もハッピーになれるよう自分自身が既成概念を打破していきたいと思います。
1980(昭和55)年創業。現在は、大学ボウル土浦本店(38年目)及び水戸店(7年目)の2店舗を経営。