新年が明けた。今年の干支「寅(虎)」にちなめば、新たな時代にトライする一年になりそうだ。
2022年は1月に日中韓など計15カ国が加盟する地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が発効。2、3月には北京冬季五輪・パラリンピックが開かれる。4月は成人年齢を20歳から18歳に引き下げる改正民法が施行し、明治から続く法的な「大人」の定義が大きく変わる。
今年もコロナ禍の収束は見通せない。だが、世の中はSDGs(持続可能な開発目標)や脱炭素化など持続可能な社会へ歩みを進め、最先端のデジタル技術で社会を革新するDX(デジタルトランスフォーメーション)の未来に照準を定める。
時代の流れを敏感に見極める県内企業・団体のトップが2022年を展望した。