茨城県関連企業・団体新年展望
トップが語る
2022
ダイガクコーポレーション
代表取締役 国本 美加
「トライ&エラー」挑戦へ
 現地で提供するサービスを主とする弊社は、一昨年に引き続きお客さまの安全を第一に考え「売り上げを減らす」営業方針を立てました。消毒や検温、換気はもちろんのこと、レーン当たりの人数制限を強化しました。人々のライフスタイルの変化や国・県からの時短要請もあり、売り上げは対前年比で10%減、対一昨年比で20%減少しました。
 一方でお客さまに安心・安全をアピールできたことにより、健康運動を日課とするシニア層やボウリング競技者などの固定層が増加し、売り上げの下限を引き上げることができました。
 今年も業界としては厳しい状況が続くでしょう。大口の団体予約やイベントの見通しが立たないため、従来の考え方では売り上げが戻ることはありません。人々が感じる心地よさ、楽しさのポイントが変わってしまったことを理解し、もっとフレキシブルで自由なサービスを考えていく必要があります。
 お客さまが持つボウリングのイメージはそれほど豊富ではないかもしれません。しかし、楽しみ方にはかなりのバリエーションがあり、それらをボウリング場でできる「体験」として、分かりやすくパッケージ化して伝えていきたいと思います。プロボウラーによるレッスンやレーン裏探検などもそうですが、モノではないコト体験をウェブチケット化してサービスをネット販売するなど、新たにEC事業にも力を入れていきたいと思います。
 今年は物事の結果が出るスピードが速くなると思います。挑戦するにはもってこいの年です。積極的に「トライ&エラー」を繰り返し、より価値の高いサービスを提供していきたいと考えています。
大学ボウル土浦本店:土浦市真鍋4-14-21(40周年) 大学ボウル水戸店:水戸市元吉田町1059-3(9周年) 「すべてのゲストにハピネスを」を合言葉に年中無休で営業中。