茨城県関連企業・団体新年展望

2022
関彰商事㈱
代表取締役社長 関 正樹氏
顧客こそ最大の「資産」
昨年は2020年からの連続性を強く感じながら、慎重かつ懸命に取り組んだ1年間でした。最初の年に確実な対策を打ち出したので、ビジネス上での新型コロナウイルスに対する恐怖心や危機感は縮小し、対策を継続することで落ち込みを回避できました。IT関連で好調な成績を残した部門もありましたが、意識の底では危機感を持ちつつ、セキショウグループが培ってきた人脈や情報といった資産を見直し、それらをいかに結び付けていくか、思考を巡らした一年でもありました。
今年は従来からの弊社の強みである法人営業を強化しつつ、新しい時代に適合した代理店としての機能を高めていきます。われわれは多彩な業種を抱えており、長年かけて培ってきた幅広い顧客が誇りです。資産とはメーカーの商品を売ることではなく、グループ全体のお客さまが資産であることを社員全員が強く意識してほしいと思います。
弊社はここ数年「自立と交流」をキーワードに掲げてきました。J1鹿島アントラー
ズ、筑波大学アスレチックデパートメントとのパートナーシップ協定により、交流は確実に前進しています。長年パートナーとして交流してきたアントラーズとの関係が深化し、鹿行地域での存在感が高まりました。また、筑波大の優れた知見を基に、「ウェル・ビーイング(個人が心理的、身体的、社会的に充足した状態)」という考え方を今後事業として広めていきます。
カーボンニュートラルやDXなど、誰もが関与せざるを得ない状況が目前に迫っています。次世代の社会を見据えつつ、新しい時代の代理店はやはりセキショウに任せたいと言われるような存在を目指してまいります。
下館本社(筑西市一本松)/つくば本社(つくば市二の宮) 事業内容/エネルギー、自動車、IT、DX、設備工事、携帯電話、コンビニエンスストア、人材サービス、介護・福祉、保育など https://www.sekisho.co.jp
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