コロナ禍ではそれまでニューノーマルと呼ばれていたものがノーマルと化し、新しい生活様式やビジネススタイルが浸透し、当たり前がすぐに当たり前ではなくなってしまう―。昨年はそのような思いを強くした一年でした。
　弊社では「おうち時間」が増えたことで建設やリフォーム受注は売上増となり、たくさんのお客さまの笑顔に触れることができました。自動車販売店舗や建設・リフォームの現場でお客さまと何気ない会話ができることのありがたさを改めて感じました。直接感じる皆さまの表情や言葉の温かさが励みとなりました。
　非対面・非接触はコロナ禍では大切なことであり、さまざまな生活や業務におけるオンライン化は便利ですが、それが常態化した未来は少し寂しさを感じます。
　つながる手段はたくさん増えましたが、やはり対面でお客さまの笑顔を見ることが何よりも弊社の企業目標であると再認識いたしました。
　２０２２年、新たな変異株への危機感を抱きながらも、コロナ禍で個人や企業が感じた気付きを生かし、守るべきものと変えていくべきものを的確に選択していく必要があると考えます。弊社ではこの間に浸透した新たなモノを有効に活用しつつ、ただそれに頼りすぎることなく守るべきものは守り、今年はコロナ後に向けたリスタートの年と考えております。
　「感謝をつなぐ」という弊社の企業理念を社員全員で強く意識し、建設部門・自動車部門ともに共通してお客さまの笑顔を第一目標に業務に尽力していきます。弊社に関わっていただいている全ての皆さまに感謝の気持ちを持って誠実に社業に取り組んでまいります。