茨城県関連企業・団体新年展望
トップが語る
2022
茨城グローブシップ
代表取締役社長 押田 繁
ニーズ対応へ人材育成
 この1年あまり、新型コロナウイルス感染症は急激な拡大を見せながらも、医療従事者の献身的対応やワクチン接種が進んだことから、秋口には感染者数が減り、回復への希望が見え始めました。しかし経済活動が正常化に向かおうとした矢先、再び変異株が国内に流入し、感染拡大が懸念されているところです。
 こうした状況の下、当社は昨年、感染対策を徹底した上で、建物総合管理へのシフトを着実に進め、業務の統括管理の提案を通じてお客さまのコスト削減と業務の効率化を図り、この厳しい状況をお客さまと共に乗り越えるべく努めてまいりました。
 一方で業界の抱える慢性的な人手不足は当社においても深刻化しております。人材の確保に注力するとともに、業務のオペレーションやプロセスを見直し、ロボットや最新機器の導入により徹底した省力化を実施し、課題に対応していくこととしております。
 新型コロナの流行により、人々のライフスタイルや働き方の急激な変更を余儀なくされました。アフターコロナを見据え、事業構造の再構築を進めることにより、営業環境の変化に対応できるよう社内体制の強化に取り組んでいきたいと考えております。そのためには、社員一人ひとりの能力を高めることが必要不可欠です。個人の技術力を磨き、お客さまのニーズに応えられるような人材を育成するため、会社としてのサポートを一層強化いたします。
 今後ますます強まる効率化やコスト削減、環境対応などさまざまな要望に的確に応ええていくために、グローブシップグループの持つ機能を生かすとともに提案力を高め、お客さまの環境創造に貢献してまいります。
本社/水戸市泉町3-1-28第二中央ビル2F 建物施設の設備保守業務並びに建設工事、環境衛生、マンション、放射線管理及び清掃業務の請負等。1974 年9月設立