茨城県関連企業・団体新年展望
トップが語る
2022
木村管工
代表取締役 木村 義明
福島復興へ地元人材採用
 昨年は新型コロナの第3波から第5波が押し寄せる中、前年の経験と教訓を生かし、いかに感染を防止しながら事業を継続していくか難しい一年となりました。工場での製作、県外での現場を多く抱えているため、在宅勤務とすることが難しく、社員および協力会社の皆さまには環境面で負担をおかけしてしまいました。そうした状況下でもお客さまに満足していただくため品質確保、納期厳守に全力で努めました。
 2022年以降は新規のプラント建設計画が縮小傾向となり、受注競争が激しくなると予想いたします。また、24年度から適用される時間外労働の上限規制を見据え、従業員のワーク・ライフ・バランス実現に向けた取り組みに創意工夫が求められます。その中で弊社の強みをどのように生かし、受注につなげていくかが課題となります。
 不確実性が増す社会情勢の中でも、ビジネスの機会と捉え、社員、協力会社の皆さまと共に一丸となって挑戦していく覚悟です。
 弊社は1973年の設立以来、原子力および火力発電所の建設、各種プラントの配管製作・工事、機器類の据え付けを主として事業を展開してまいりました。今まで培った技術を次世代に伝承していくためにも、長期を見据えた人材の育成に力を注いでまいります。
 次の事業展開として配管製作、機器据え付けのほかに、福島県の復興に貢献するため新たに地元人材の採用および機械加工設備の導入を行い、顧客のニーズに応えられる企業を目指していきます。
 今後とも日本のエネルギー産業を支えるため、「誠意」「信頼」の社訓を胸に、確かな技術を提供し続けます。
北茨城事業所・北茨城工場/北茨城市中郷町日棚2127
エネルギー産業である各種プラントの建設、配管製作、機器据え付け工事を通して社会貢献しています。http://www.kimura-kanko.co.jp