茨城県関連企業・団体新年展望

2022
NTT東日本㈱茨城支店
支店長 長野 公秀氏
地域の好循環を生み出す
まずは、新型コロナウイルス感染患者の治療に携わっている方をはじめ、エッセンシャルワーカーの皆さまに心から感謝申し上げます。一昨年に続き、新型コロナの収束が見えない状況の中で、当社は「今を守る、未来を創る」をキーワードに、ICT(Information and Communication Technology)で地域の困りごとを解決すべく、お客さまに寄り添い、サービスの提供に努めてまいりました。また東京五輪・パラリンピックでは、大規模なプライベートネットワークの構築・運用を滞りなく務め、大会の成功に貢献することができたと考えております。
今年は、デジタル技術を活用した新たな社会システムの定着により、アフターコロナの生活スタイルや企業活動が進んでいくと考えています。例えば、書類の使用・押印や対面を前提とした業務は見直し検討が加速してリモートを前提としたデジタル社会への移行が進んだり、デジタル技術やAIの導入によって農業や製造業、建設業といった仕事で人手不足が解消したりするなど、社会課題の解決に向けた取り組みが進んでいくと考えています。
当社は大規模災害時に備え、「通信ネットワークの信頼性向上」「重要通信の確保」「サービスの早期復旧」などさまざまな対策に取り組んでいます。重要なネットワークを提供する通信事業を軸にしながら、持続可能な地域循環型社会の実現に向け、NTTグループのICT技術だけではなく、他の企業と連携可能なマルチベンダとして、県内の自治体や企業の課題解決を通じ、地域の好循環を生み出す役割を果たすことができればと考えております。
水戸市北見町8-8 私たちは電話事業の歴史を通じて培ってきた地域とのつながりを大切にし、地域とともに成長すべく、進化し続けます。 http://www.ntt-east.co.jp/ibaraki/index.html
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