昨年はコロナ禍の影響により不動産業界もいろいろと様変わりをしました。
　在宅ワークの需要増により、部屋数の多い物件を求める動きが見られ、夏以降ＴＸ沿線を中心に、建売住宅、マンション、土地などの問い合わせが増加しました。また契約のオンライン化が進み、物件を見ないで部屋を契約する方が増えました。そのためホームページで部屋の詳細が分かるよう、掲載写真を増やし対応しています。しかし騒音や匂いなど分からない情報があり、その事をどのように伝えるかが課題です。
　いかにＩＴが発達しても、人と人が出会い、詳細を聞いて、真心を持って提案する「人間力」は欠かせません。人としての魅力を理解してもらうことにより、初めて信頼関係が生まれます。ウィズコロナの時代としても出会いを大切にし、人間力のある魅力的な人材を育てていきたいと思います。
　例年不動産業界は１月から３月に繁忙期を迎えます。しかし今年はどのような動きになるか予想がつきません。リアルタイムで最新の情報を把握し、少しでも入居率を上げていきます。
　社会貢献活動の一環として、筑波大学付属病院と連携して小児がんと闘う子供たちを応援するため「キッズハウスプロジェクト」を立ち上げ、病院近くの滞在施設を低価格で提供しています。そのほか地域のスポーツを応援するため、茨城ロボッツや水戸ホーリーホックなどのプロスポーツや筑波大のサッカー部、ラグビー部などに支援を行っています。
　今後もさまざまなニーズに対応し、地域に貢献できるよう社員一同業務に励んでいきます。