茨城県関連企業・団体新年展望
トップが語る
2021
関彰商事
代表取締役社長 関 正樹
交流深め、新たな潮流を
 弊社はここ数年「自立と交流」をスローガンに掲げてまいりましたが、今年はより実践を進めていきます。長年培ってきた法人営業の強みを生かし、今後は法人向けの戦略を打ち出すべきと考えます。その中で2400人の全社員が全部門の商品、サービスを理解し、販売できるよう取り組んでまいります。
 今年の取り組みで期待しているのは、鹿島アントラーズFCとのオフィシャルパートナー契約です。弊社はスポンサー企業として1995年以来カシマスタジアムに看板を掲げてきました。長く続いてきたアントラーズとの交流をさらに進め、お互いの長所を生かしてそれぞれが地域貢献するにはどうしたらよいか、アイデアを出し合っていきます。
 もう一つは、筑波大学で一昨年に設立されたアスレチック・デパートメント(AD)との連携です。これからの時代、経営者は社員の健康により一層注意を払っていく必要があります。税理士や会計士が企業の経理に関わるのと同様に、企業にもトレーナーがいて社員の健康管理や職場でのケアに関わる仕事ができればいいと考えます。ADでの研究成果を基に新たな事業の可能性を探っていきます。
 昨年はコロナ禍の中で多くの人がより良く生きるにはどうしたらよいか考えました。セキショウグループの社員も各自が仕事や人生について深く考え、その結果新しい生き方の選択肢が生まれました。その意味では価値ある一年でした。当社に限らず「自立と交流」は世の中のキーワードになりつつあると受け止めています。全ての社員が常に変化を求めて交流を深め、新しい潮流をつくり出すことを願っています。
下館本社(筑西市一本松)/つくば本社(つくば市二の宮)
事業内容/エネルギー、自動車、IT、総合設備工事、携帯電話、コンビニエンスストア、人材サービス、介護・福祉、保育など