茨城県関連企業・団体新年展望
トップが語る
2021
東京海上日動火災保険
茨城支店長 関口 泰久
地域とともに成長目指す
 昨年は新型コロナウイルスの感染拡大によりさまざまな制約を受ける中、当社の社会的使命「お客さまや地域社会の『いざ』をお守りする」を果たすため懸命に「考動」した一年でした。
 お客さまとのオンラインを活用したコミュニケーションが大きく進展し、オンライン商談や保険契約手続きも可能となりました。自動車事故時の自動発報に加え、あおり運転や体調不良時に運転者自らがSOSを発信してオペレーターと対話できるドライブレコーダー(ドライブエージェント・パーソナル)や、スマホで保険証券の確認、事故報告、契約変更手続きなどができる保険アプリ「モバイル・エージェント」もお客さまの導入が進んでいます。
 今年で東日本大震災から10年となります。当社は一貫して復興支援や防災・減災に取り組んできました。各地で続く地震や大規模な風水害には「一日も早く保険金をお支払いすることが、最大の地域貢献」との思いで当たり、地震保険や水災補償への加入を強くお勧めしています。また、新型コロナウイルス感染者の発生による休業損害を補償する「感染症補償特約」を新設し、地域経済を支える中小企業の皆さまをお守りする「超ビジネス保険・休業に関する補償」の全契約に自動セットし、ご案内してまいります。
 今年4月スタートの新中期経営計画では「デジタル」と「人の力」のべストミックスを基軸としたビジネスモデルを進化させ社会課題を解決し、地域の皆さまとともにA・T・M(明るく・楽しく・前向きに)で成長を目指します。今夏開催予定のオリンピック・パラリンピックでは、ゴールドパートナーとして大会を応援してまいります。
水戸市宮町1-3-41 水戸ノースフロント7階
 ☎029(233)9200
事業内容/国内損害保険事業、国内生命保険事業、海外保険事業、一般事業(リスクコンサルティング、総合人材サービスなど)