当社はおかげさまで昨年創立70周年を迎えました。コロナ禍での一年間となりましたが当社のお客さまである運送業界の皆さまは、非常事態の中、人々の暮らしを支える物流を止めないよう最前線で活躍してくれておりました。
　われわれはトラックのディーラーとして、その様なお客さまをこれまで通りのサービス体制でしっかりサポートすることに努めました。あらためて物流は止められない、止めてはならないと実感しましたし、それを支えるための仕事をしたことは大変な誇りです。
　また、だからこそ今いすゞが取り組んでいる稼動サポート事業が重要と考えます。車両に搭載されている最新情報システムにより車の状態を常時モニタリングし、車両の不調を事前に察知・予測して、故障する前にメンテナンスをしていただくシステムです。これにより、輸送の大きな妨げとなる路上故障などのリスクを軽減いたします。物流を止めないことがわれわれの目指すところであり、これを推進することが、重要な課題と認識しています。
　一方で、バス会社さまはコロナの影響を大きく受け大変な一年となりました。しっかりサポートしてまいります。
　自動車業界は１００年に一度の大変革期を迎えています。トラックも乗用車と同様、燃料電池車や自動運転など市場環境は大きく変化すると思われます。物流業界もドライバー不足や高齢化、長距離輸送による長時間労働などは引き続き大きな課題です。
　このような中、もっとお客さまに愛され、ご支持いただけるよう、お客さまの声をしっかりお聞きし、最適な提案、正確な整備に努め、われわれの使命である運ぶを支え地域社会に貢献してまいります。