茨城県関連企業・団体新年展望

2021
茨城グローブシップ㈱
代表取締役社長 押田 繁氏
「顧客創造」へ蓄積、拡大
昨年は、国を挙げてのイベントである東京オリンピック開催の年を迎え、日本全体が盛り上がろうとした矢先、海外でまん延していた新型コロナウイルスが国内に流入し、一気に感染が拡大してしまいました。オリンピックは1年後に延期となり、4月には緊急事態宣言が出されるなど、経済や市民生活には甚大な影響をもたらしており、今なお収束の兆しは見えておりません。
こうした中、当初より予定していた新規の事業については、ほぼ順調に立ち上がったものの、本来の営業には、感染リスクを抱えるなど大きな制約を受けることとなりました。このため、まずは、感染予防対策を優先するとともに非常事態に備えた対応策を策定することで、この危機を乗り越えることを第一としてまいりました。
新しい年を迎えましたが、感染の拡大は依然止まらず、予断を許さない状況が続いております。しかしながら、この危機を必ず脱する時がやってきます。今はアフターコロナを見据えて、原点に立ち戻り当社の進むべき方向性を再確認するときだと考えます。強みと弱みをしっかり分析した上で社内体制を見直していきたいと考えております。
ピーター・ドラッガーは、「企業の目的は、顧客の創造である。人々の持つ潜在的な欲求に応えるモノやサービスを開発したとき需要が生まれる」と説いています。当社としては、今後一層強まると思われる、コスト削減や省力化ニーズに的確に応えるため、建物総合管理を中心とした技術力とノウハウの蓄積や周辺業務の拡大に努め、お客さまの視点に立って満足いただける提案能力を培ってまいります。
本社/水戸市泉町3-1-28第二中央ビル2F
建物施設の設備保守業務並びに建設工事、環境衛生、マンション、放射線管理及び清掃業務の請負等。1974 年9月設立。
http://www.ibaraki-gs.co.jp/