茨城県関連企業・団体新年展望
トップが語る
2021
日本たばこ産業㈱東関東支社
水戸第一支店長 太田 隆樹
JTならでは育て高める
 まずコロナウイルスに罹患された方の早期の回復をお祈りするとともに、医療関係従事者の皆さまに心から感謝と御礼を申し上げます。2020年は密回避のための喫煙所閉鎖、健康増進法改正、たばこ税増税による定価改定と喫煙されるお客さまはもちろん、弊社にとっても大変厳しい一年でした。
 そのような中、緊急事態宣言後の6月、桜川市の加波山神社(たばこ神社)で、日本初のフィルター付き紙巻きたばこ「ハイライト」の誕生60周年祈念式典を開催できました。葉たばこ豊作を願う「きせる祭り」で使う巨大きせるに、奉納したハイライトのたばこ葉を仕込み火入れするなど、かけがえのない「ひととき」を過ごせました。
 また、当日は茨城県内の葉たばこ農家や耕作組合、販売組合、たばこの会などから成る「茨城たばこOneTeam」を立ち上げ、お客さまへ心の豊かさ「ひととき」を提供し続けることを神前で誓いました。今年もチームの活動を通じて地域に寄り添い、社会に貢献していきます。
 お客さまの多様化は今年も進み、3人に1人は加熱式たばこをたしなむようになると思われます。弊社も本年2月1日、クリーンでパワフルな吸い応えを実現した低温加熱式の「プルームテック・プラス」の新デバイス「+with」を全国に拡販します。
 私たちJTグループは、お客さまに高い水準で満足していただくことを通じ、株主の皆さまや社会といった他のステークホルダーの満足度も高めることができると考えています。自然、社会、人間の多様性に価値を認め、お客さまに信頼される「JTならではのブランド」を生み出し、育て、高め続けていきます。
JTグループは、「たばこ事業」「医薬事業」「加工食品事業」を柱として、世界120以上の国と地域でビジネスを展開するグローバル企業です。