当院はインプラント治療中心の歯科医院として８年前に開院いたしました。開院当時は、治療をしてすぐにかむことができる「即時荷重インプラント」が一般的に認知されておらず、「その日のうちにに仮歯が入ります」と伝えると皆さん驚かれていました。
　コロナ禍により手術用ガウン、グローブ、機器などの医療資源のコストが上がりましたが、患者さまとスタッフそして家族を感染から守ることを優先しました。インプラント手術も感染予防が必須です。感染対策がなされた医療機関がより注目を浴びると思います。このような情勢の中でも、当院では昨年がインプラント治療の最も多い年になりました。
　外出制限の中、改めて家庭での食の重要性について考えさせられました。インプラント治療は自然な食感でかむことができ、食事をより楽しむことができます。インプラント治療は専門的であるため、日本口腔インプラント学会専門医など一定の水準を持つ歯科医師によるインプラント治療がより望まれてくるだろうと思います。
　昨年末に手術室をリニューアルし、インプラント手術における３Ｄナビゲーション装置を導入しました。これにより、手術のステップが簡略化され通院回数を減らせるメリットがあります。治療後は、歯科衛生士の山田みゆき主任を中心に積極的にメンテナンスも行っており定期的にかみ合わせ、清掃状況を直接診察することで維持安定に反映します。
　また無痛治療を導入し静脈麻酔による歯科治療、嘔吐反射や歯科恐怖症の方、短期集中治療にも対応しています。
　今年もコロナに負けずスタッフ一同頑張って参ります。