昨年３月からのコロナウイルス感染拡大を受け、春は集客が大きく減少しました。７月から11月は例年並みに推移しましたが、業界全体でも昨年は５％から10％ほど売り上げが減少したと見られます。新しい生活様式が浸透し、オンラインでの商談も増えお客さまとのコミュニケーションの形も変化しました。例えば展示場にいらっしゃるお客さまには事前予約をお願いし、お待たせせず、密にならない状態を維持しています。また、説明資料も見直し、お客さまに寄り添うことは忘れず、現在の情勢に合わせた形でサービスを提供しています。
　お客さまの「家」に求める事項も時勢に合わせたものとなってきました。この一年で急速に普及したテレワークに対応し、リビングの一角にワーキングスペースを設けた家や、家でアウトドア気分を味わうため、キャンプができるベランダや庭を備えた家など、長くなる在宅時間を快適に過ごすための要望が増えてきました。平屋の需要も増えており、より個々のライフスタイルに対応した商品が求められています。こうした要望に応えるべく、私たちは常にアンテナを高くしてお客さまの声を実現する家づくりを進めています。
　今年は４月に栃木県小山市の総合展示場に出店します。小山には７月に暮らし方の体験・体感ができるショールームもオープン予定です。栃木県へのエリア拡大の拠点となることはもちろん、結城、筑西、古河など県西地域の新たな顧客獲得にもつながるはずです。
　日々変化する時代の中で私たちはお客さまの理想の家をかなえるべく、本年も暮らしのサポートを変わらず行っていきます。